FEATURE

葛利毛織

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海外のトップメゾンやビスポークテーラー向けに最高級のスーツ地を織る葛利毛織。
80年前から低速織機であるションヘル織機を動かし続けています。

手織り機の構造に近い同織機は、職人による多くの手作業が入ります。
織機を動かす前にまず4日。織るための糸を織機にかけ、
それらを1本1本調整していき、多いときで10000本以上。

ションヘル織機は繊維に無理な負荷を与えずに織り上げ、
緯糸の1本1本が空気をまとい、生地に立体感を出します。
やさしく丁寧に仕上げたその生地は手織りにも似た優しい風合い。
決してハイテク織機には出せない、ションヘル織機ならではの味です。